こんちはー!
いよいよ春休みにはいった赤坂です。
今日は金…ではなくて似た色をした真鍮(黄銅とも)の話です。
真鍮とは適度な強度、展延性をもつ扱いやすい合金として、
約350年前から広く利用されるようになりました。
最も一般的な真鍮は銅65%、亜鉛35%のものです。
また一般的に亜鉛の割合が高くなるにつれ色が薄くなり、
少なくなるにつれ赤みを帯びてもいきます。
亜鉛の割合が増すごとに硬度を増すが同時に脆さも増すので、
45%以上では実用に耐えられません。
この特性より、昔から精密機械や水洗便所の給水管や弾丸の薬莢、
理科学器類や鉄道模型の素材、金管楽器や五円玉にも利用されています。
真鍮はいろんなところで使われているのですね。