日本のおふくろの味と言われる「肉じゃが」。この誕生には、明治・大正時代の軍人・東郷平八郎が関わっています。
ある時彼が、ヨーロッパ留学中に知ったビーフシチューが食べたいと思い、部下に作らせました。
しかし、当時デミグラスソースなどはなく、様々な材料を代用しながら出来上がりました。
その後、味もよく、栄養バランスにも優れているため、海軍の艦上食として広まったと言われています。
ただこれについては、発祥の地について広島県呉市と京都府舞鶴市の間で論争が繰り広げられているのです。
東郷は呉に2度赴任、その後舞鶴に長官として栄転しています。
まあ、肉じゃがを食べるだけならどうでもいいですが。
では、また。
↓呉市名物「肉じゃが物語」。様々な料理に使える「おふくろの味」。
≪参考≫
本むらさき株式会社 肉じゃが物語紹介ページ
通販も可です。このような地域限定調味料を集めるのが一時期趣味でした。