2013/12/14

てんぷら

こんにちは! 石原悠一郎です。

最近、日本食が世界無形文化遺産に登録されたことを記念して、日本食の代表的な食べ物の一つ、天ぷらについて語ります。

元々奈良時代 - 平安時代に伝来したもので米の粉などを衣にしたものでした。

その後、「てんふら」という名称で1669年(寛文9年)の『食道記』に記録されてます。当時西日本では魚のすり身を素上げしたものがあります。

また、16世紀には、南蛮料理を祖とする「長崎天ぷら」が誕生し、これは衣に砂糖、塩、酒を加えラードで揚げるもので、味の強い衣でなので何もつけずにたべていました。

そして江戸幕府開府とともに天ぷらは江戸に進出して、庶民のあいだに浸透していったといわれています。