2013/03/21

カップ麺のフタは驚くべき方法で接着していた!

こんにちは、横寺です。横浜のカップヌードルミュージアムに行ってきたのですが、自分の絵の下手さに絶望しました。


↓横寺がデザインしたマイカップヌードル。絵が残念

ところで、どのカップ麺にも必ずあるフタ。実はあれ、「超音波」で貼り付けているんです。
(超音波……人間には聞こえないとても高い音のこと)


その仕組みは実にビューティフル。容器に載せたフタを上から押さえつけ、超音波で振動させます。超音波の振動は超高速なので、摩擦熱が発生します。摩擦熱で接着面が溶けたフタを冷ますと、見事容器に合体!

「超音波溶接」と呼ばれるこの方法のメリットは、接着剤を一切使わずに短時間で接着できること。そのため、カップ麺などの食品の包装や、リコーダーの組み立てに使われています。