今回はカッターナイフについてです。
カッターナイフ、家には一つはあるのではないでしょうか?
ちなみに物理室には……
まだまだあります(笑)
そんなカッターナイフ、発明したのは日本人!
大阪の会社「オルファ」の創業者である岡田良男氏です。
岡田氏が勤めていた印刷工場では紙を切るのに、ナイフやカミソリの刃を直接持ち使っていました。しかし危険なうえ、すぐに刃が鈍って捨てていたそうです。岡田氏は「使い続けても切れ味の悪くならない、安全な刃物」を作ろうと考えます。
ヒントとなった物は板チョコレートです。板チョコには溝が付いているので、ポキポキと折れます。同じ原理で刃を折っていけば、常に鋭い刃面を使うことができると考えたのです。
(続く)