春の初めといえば、春一番という言葉もあるように、風の強い時期です。
ところで、天気予報で最大風速と、最大瞬間風速という単語をよく耳にします。
この2つ、違いはなんだと思いますか?
これが意外と複雑です。
風速は、一瞬の間で大きく変化します。
そこで、風速をあらわす時は、10分間の風速の平均がよく使われます。
これを、平均風速といいます。
そして、平均風速の最大値が最大風速です。
それに対し、最大瞬間風速は言葉の通り、最も強く風が吹いた
瞬間の風速です。
ちなみに、日本の有史上の最大瞬間風速は、1966年に富士山で観測された風速91m/s (゚ロ゚屮)屮
樹木が根こそぎになるのが風速25m/sですので、途方も無い数字であることが分かります!